落ちかかった天井を解体した後に出現したのは、立派な梁でした。以前から雑誌で憧れていた、梁のある部屋。
建築基準法では、一般の戸建住宅では、台所など火を使う部屋で、最上階にある場合以外は、壁と天井を不燃、または準不燃材の仕上材にしなければならないという決まりがあるそうです。
だから、石膏ボードなどにクロス仕上げをしている部屋が一般的なんですね。「リビングの壁を針葉樹合板、天井なしでいい」と大工さんに話したら、「ありえない!音だってうるさいし、冬は寒いし、火事になったらあっという間に焼けっちまう!」と全否定されました。
デメリットもあると思いますが「夢のマイホーム」ここだけは譲れません。梁を難燃性にするために、塗料を探しました。
難燃1級合格品(1828号及び1231号JIS-A1321) 国土交通省認定塗料 発煙係数5(一般塗料は60以上)と発煙が少ないことを証明されているそうです。学校や施設の建物でも使用されているそうです。使用した感じも、オイルステンの感じでありながら、シンナーの臭いがなく、自然な感じがとてもいいです。カラー23色豊富です。我が家では古色黒茶を選びました。
不燃加工をした木材もあるようですが、高価で私たちの手には届きません。この塗料であれば、お手頃に難燃加工ができました。しかもエコな素材です。
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